Visualizerは印刷における、マット紙やコート紙・金属・透明プラスチックやガラスへ印刷を行った際の出来上がりイメージをPC上でリアルに表現・シミュレーションするためビジュアルソフトウェアです。材料の質感だけでなく、ラミネートやニスなどの表面コーティング加工、ホットスタンプ(箔押し)やエンボスなどの浮き出し加工なども非常に本物に近いリアルさで表現します。

これまではこのような表面加工のシミュレーションを行う手段が無く、クライアントへの承認を行う際には、加工のサンプルを持参したり実際に現物サンプルを作成したりの作業が大半であり、サンプルを作る時間と手間、費用が掛かったり、クライアントへの出来上がりイメージの伝達不十分によるトラブルがどうしても発生してしまう状態でした。
しかしVisualizerを使用することによって、PC上で非常にリアリティのあるシミュレーションをすばやく行うことができるため、仕上がり確認の為のサンプル作成やイメージのズレを最大限に無くすことができ、生産までのリードタイムを短縮することも可能です。

パッケージ・ラベル・カード・出版物などの表面加工仕上げにおける、事前シミュレーションを行うことができる画期的なソフトウェアです。



Visualizer動作環境

Windows
OSバージョン:Windows XP 、 2000
CPU:Intell Pentium4相当
グラフィックメモリ:64MB(128MB以上を推奨)
その他:Apple社QuickTimeプレーヤーがインストールされている必要があります
      (Quick Timeダウンロードはこちらから)


Mac
OSバージョン: OS X 10.3以降
グラフィックメモリ:64MB(128MB以上を推奨)
その他:Apple社QuickTimeプレーヤーがインストールされている必要があります
      (Quick Timeダウンロードはこちらから)




PC上でのリアルな表面加工効果のシミュレーション

イラストレータ、フォトショップなどで作成された静止画像やPDFのデザインデータをVisualizerにインポート。わずか数分で表面効果を作成することが出来ます。素材全体に対する効果だけでなく、部分的に違う効果(エンボスや箔押しなど)を与えることもできます。
用意されている素材:
マット・コート・グロスコート紙、プラスティックフィルム、
金属板、ガラス・・・など
用意されている効果:
表面UVニス、ラミネート、箔押し(ホットスタンプ各色)、
エンボス・・・など





長方形だけでなく自由な形状へのカッティングも可能

カットしたい形状をイラストレータをイラストレータなどで作成し、PDFとしてインポートすることにより自由な形状への変更を自由に行うことができます。
平坦な形状だけでなく、ビンに貼り付けるラベルのようにラウンドを持たせることも可能です。



箱形状へのコンバート・クイックタイムムービへの書き出しが可能

読み込んだデザインデータは簡単なパッケージの形状にコンバートすることが出来ます。折り曲げ位置は任意の場所に自由に設定することが出来ます。
作成されたデータは、ソフト上で360度自由に回転させることができ、表面効果をあらゆる角度から確認することができます。
作成したデザインデータは、動きも含めてクイックタイム形式のムービーにエクスポートすることが可能で、クライアントにデータを配信するのに役立ちます。


こちらから実際にVisualizerにて出力されたサンプルをご覧になれます。