印刷紙器業務統合管理システムPiCSYS導入により
急速に進んだ管理体制の一元化

株式会社丸信



取締役工場長の平木光太郎様(右)
オフセット工場工場長の緒方様(左)

2017年に創立50周年を迎えた(株)丸信 は、西日本屈指の生産量を誇るシール、ラベル印刷、紙器印刷、これらを販売するために 欠かせないプロモーションツールの一貫製造ラインをいち早く確立させ、ワンストップで顧客のニーズに応えるトータルパッケージ企業である。

印刷紙器業務統合管理システムPiCSYS(ピクシス)導入により
急速に進んだ管理体制の一元化

−−パッケージ業界における御社の強みは?

シールから包装・パッケージまで
トータルで作成・提案している

平木様「弊社は食品会社を中心に、包装資材・パッケージ・シール・ラベル関係に深く関わっており、 包装資材では仕入と販売、シールについては製造し販売しています。その中で弊社の強みは、一貫生産です。 デザイナーやカメランも社内におり、製版、撮影、場合によってはサンプル作成も自社で行います。 紙器を扱っている会社ではシールを外注している会社も多いですが、丸信では両方を自社で扱っているため、 営業がパッケージ、シール、包装資材とセットでお客様に提案できます。また基本的に直案件が多く、 販促品が多いのでお客様の売り上げが増えれば自分たちの売り上げにも繋がるという点が強みです。」

−−PiCSYS(ピクシス) を導入してをクリアしたかった課題とは?

平木様「社内業務で見積や手配、スケジュールを組む役割がありますが、6名いた中4名が同時期に定年退職する予定がありました。 かつ、各自が各々の方法で業務を進めていたため、1人が休むと誰もカバーできませんでした。先ずはフローを統一するための 画期的なソフトを探すため、2006年に東京パックという展示会へ足を運び、そこで日本製図器工業さんのPiCSYSと出会いました。 他社のソフトは数量変更など製造原価を出すものが多かったのですが、PiCSYSは工程管理や予定管理など幅広く対応でき、 操作性もダントツに素晴らしいと感じ、社内へ報告をあげました。」

−−その後、PiCSYS導入に至るまでの経緯とは?

業務フローが統一され、
社内での情報共有もスムーズに

平木様「1人の定年退職が決まった年に、PiCSYS の導入を決めました。同じタイミングで人員補充もありましたので、 これからは業務フローを統一し、全員が同じように見積を作成できる仕組みを構築したかったのも理由の一つです。 今までは、営業担当毎に仕事の方法が異なっておりましたが、PiCSYSを導入後は、営業担当が仕事の内容を 社内に伝える方法が確立されました。リピート案件に関しては、前回の見積履歴を活用できるため、 パートさんが見積書を代理で作成できるまでに仕組みが整っています。

−−PiCSYS導入以前に使用されていた生産管理ソフトとは?

平木様「紙器パッケージ用の生産管理ソフトではなく、各々がExcel ソフトを駆使しておりました。 フローとフローの間が繋がっていないため、原紙発注などは手書きに頼る部分も多くありました。 その他、各自で作成したオリジナルソフトである程度原価計算し、手入力で社内システムの原価欄に入れていたりもしました。 PiCSYS導入時の頃は、ベテラン社員も多かったので、以前のソフトと並行運用する必要がありました。 そのため予定組みだけを先にPiCSYSへ移行し、一部、見積等は並行運用をしておりました。 そのうちPiCSYSの使い勝手の良さもあり、思い切って以前の管理ソフトを手離し、全ての管理をPiCSYSに移行させました。 完全移行までは1ヶ月要さなかったと思います。」

−−PiCSYSの使用感は?

面板作成機も導入し稼働している

平木様「他社のソフトと比較して一番良いと感じたのは、自分たちでカスタマイズできる部分が多い点です。 項目に少しだけ変更を加えるなど、ちょっとした仕様変更もこれまでは全てメーカーに依頼し、 その度に時間とコストがかかっていました。その点PiCSYSの自由度は高いと思います。」

緒方様「誤入力があった時も簡単に戻れる点が良いと思います。間違ったまま進んでしまっても、 すぐやり直しができるので、オペレーターの負荷が少ないです。また後工程への連絡機能の使い勝手が良く、 出荷日や梱包数が急に変更になり、緊急に連絡を取る場合に非常に便利です。」

−−PiCSYS導入の一番のメリットとは?

PiCSYS で情報がデジタル化され、
管理が行き届いている工場内

平木様「まずは席を離れていても、案件ごとの進捗確認がリアルタイムにできること、 また数値などの手入力を減らし、各業務の生産性を上げたいと思っていました。 今、集計などは他ソフトを頼らなくてもPiCSYS 内で完結できています。」

緒方様「一番メリットだと感じたのは、現場内でPC操作への抵抗感が減ったことです。 PCの操作経験がない人でも、感覚的に触って操作でき、使いこなせています。現場でのデジタル化がぐっと進んだ様に思います。 それともう一つ、本社から離れている営業所でも新しい情報をリアルタイムに得られるようになったメリットは大きいと思います。 以前だと、1つ情報を得るにも、人によっては聞いた・聞いていない等の問題が社内で頻発していたが、 PiCSYSでは情報を発信した時点で日付が残り、発信された情報の履歴も辿れるため、非常にシンプルに、 確認するという社内ルールを守ったか・守れていないかの判断ができ、聞いた・聞いていない等の問題は次第に減りました。」

PiCSYSをカスタマイズするというより、自社の管理システムの仕組みをPiCSYS のデフォルトに合わせる形で柔軟に運用し、 社内で情報共有のスムーズ化を推し進めることで、スタッフ間にかかる余計な負荷を軽減し、注力すべき業務に力を注ぐことに 成功している。日々めまぐるしく変化していく顧客ニーズに対して、いかなる時も誠実に応えたいという同社の強い思いが伺える。

株式会社丸信

https://www.maru-sin.co.jp

株式会社丸信は、昭和43年設立の福岡県久留米市にあるパケージ会社。 本社を含め九州に8つの営業所、東京、広島にもそれぞれ営業拠点を置いている。

導入ソリューション

印刷紙器業務統合管理システム
PiCSYS

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< class="bt">詳しくはこちらPiCSYSは印刷紙器・シールラベル・POPディスプレイ業界向けに作られた、業務統合管理システム。

面板作成システム
CREASE LINE 8ATC

詳しくはこちら面板加工専用機。オートツールチェンジャー付き面板作成システム。

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