加工ノウハウを自動化した
Matic ARESのポテンシャル

株式会社シンボ



お話を伺った
代表取締役社長 新保 敬義氏

株式会社シンボは上越市を中心に新潟県内に3拠点を置くサイン・テントの制作を手掛ける会社である。 広い空間と整った設備を生かした印刷・加工が一体となった環境が強みであり、 それを活かした大判出力による横断幕サインをはじめ、テントや屋外看板、切り文字などを幅広く手掛ける会社である。

Matic ARESによるウェルダー作業の
加工ノウハウの自動化を実現

ARES 4000 PLUS導入の理由は?

従来のウェルダー加工ではどうしても職人的な技術が必要な部分があり、限られた人員でしか対応ができませんでした。 同じ機械を増設しても、使う人員が増えなければ生産性を上げることができません。この職人技術が不要で、 尚且つノウハウを自動化できる操作性を持ったウェルダーを探していた結果、ARES 4000 PLUSに出会いました。 職人的技術が不要で、だれでも作業ができるといった品質安定性に惹かれて導入を決めました。 また、求めた折り返し作業などが自動化が叶えられるのがARESだけだったということも決め手です。

ARES 4000 PLUS導入後に感じたメリットを教えてください。

ARESはインパルス方式の熱圧着で安定した溶着を実現しており、資材をきっちりとセットするための治具があり、 セットも簡単に行える機構になっています。またタッチパネルによるオペレーションで、加工動作や温度などの 加工条件をパラメータとして保存・呼び出しをすることができるため、一度条件が決まればあとは誰が作業しても 同じ仕上がり・品質を出すことができます。弊社が導入したモデルは幅が4mというワークスペースを持っていますので、 大判のソフトサイネージにも対応しやすく、幅が狭いものであれば複数の資材を並べての同時加工もでき、 大量の加工を短時間でこなすこともできます。

ARES導入後の効果をお聞かせください。

製造上の選択肢が増えた点では助かっています。高周波による従来機も併用していますが、 そちらが使用中の場合や加工点数が多い案件については一気に複数加工できるARESの方が高い生産性を出しています。 ただ最も大きなメリットは、先ほども言った通り特別なノウハウなしで誰でも使用できるという点だと思います。

今後のビジネス展開についてお聞かせください。

テント系の加工に関しては従来の圧着加工だけでなく、海外の施工事例でARESにも取り付け機能がある ジッパーやプロファイルなどを併用したアプリケーションにも今後挑戦したいと思います

株式会社シンボ

https://sinbo.co.jp/

1976年創業の新潟にあるサイン会社。多彩な出力・縫製加工設備を備える自社工場でテント・大型広告幕・看板サインの製造を行っている。

導入ソリューション

オートインパルスウェルダー
Matic ARES 4000 PLUS

詳しくはこちら電気インパルス技術で溶接可能なテキスタイル向けウェルダー

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